ふち糊メーラーDMの原点は、冊子を折機で作るために作られたことが始まる。
折機で巻折にしながら、センターに糊を入れて三方断裁をすれば折機で製本が可能になる。
当時は糊が製本糊(永久糊)しか無く、今のような剥離糊はまだなかった。
ふち糊圧着メーラーDMは『実は・・』30年前からあった!
1993年(平成5年)頃から、コの字に糊(永久糊)を塗り、糊の入れた場所から内側にミシンを入れて、ダイレクトメールとして誕生した。
そして、ミシンの工程や納期などを短縮するために、縁にニスを塗り、糊が塗っていないところで剥離糊で接着をする方法に変わっていく。
さらに、当時は印刷4色機、2色機、単色機があり、4色機の場合印刷をしてから、もう一度1色ニスを塗る工程が無駄になり(3色分が空通し)、ニスを塗らなくでもいい現在の剥離糊が完成した。
圧着はがきに埋もれていただけ。
その頃、はがきの郵便料金が42円から52円に上がったこともあり、圧着はがきの方がクローズアップされ、大判DMのふち糊DMは隠れた存在になる。弊社も25年前に圧着はがきの加工を開始した。
当時、圧着はがきも『秘密メール』『バイガキ』など各種メーカーの名前で呼ばれていて『圧着はがき』という言葉が定着されていない時期であった。
正式名称は、メーラーDMです。圧着はされていない。
圧着はがきも当初は、ニス圧着とフィルム圧着、糊圧着(先糊・後糊)があり、圧力又は熱、もしくは圧と熱を両方加えて擬似接着をする。だから、『圧着』して作る『はがき』なので、今の『圧着はがき』と呼ぶようにした。
しかし、『ふち糊』の場合は、圧をかけずに加工するのに、『ふち糊圧着DM』と呼ばれているのは、圧着業社の知識が間違えていて、正式名称は『メーラーDM』が正解です。さらに、圧着はがきの全面圧着と区別するために業社が、『ふち糊』と付け加えて、今の通称『ふち糊圧着DM』になった。
ただ、初期の圧着はがきと同様に、発注者側(エンドユーザー)が、『ふち糊メーラーDM』の名前が定着していないこともあり、『圧着はがきの流れ』で見てもらうために、ただ付けただけで、検索してもタイトルが正式名称になっている業社は一つもない。
Google側もそのことは知らない。誰も知らない。誰も気にしない。『圧着DMの流れ』で検索が多いので、『ふち糊DM』で検索数は少ない。『圧着』『ふち糊』という言葉を入れないと『正式名』では上がってこないので、弊社も入れています。
ユーザーからすればどうでもいいことなのですが、『正式』がWEBサイトでは『正式ではない』ことが多数あるということ。『業界名称』と『WEB名称』が違うということ。『非正式』で商売をするのは、なんか気持ち悪いですがWEB上では仕方がないんですね。『本質』知ることは、今後はむすかしいですね・・・
と言うことで!『本質』を伝えます!
ふち糊メーラーDMは『圧着』ではありません。糊には圧力はかかっていません。
こんなこと…どーでもいっか???(www)